GUiLZ Project Personal & Experimental Blog

■ [その他] 今日の俺

オイル交換に行ったり、多少の用事をしつつマターリとしてました。ただ、やはり2連休に浮かれてたのか、大ポカをしてしまいましたが。家の鍵かけ忘れて、3時間半外出してましたよ、ええ。よりにもよって、葬式で近所の親戚含めてみんないない時に限って。取られたものなくてよかった、マジで……。いくら田舎とはいえ、昔からすれば最近物騒だからなぁ。

さて、考察ですが。前に言っていた件について書きました。削除覚悟です(笑)。いやまあ、一般論として書きたかったことにぴったりの事例だったので、つい。こっちでも書いておきますが、該当企業やはてな様、Google様には一切悪意を持っておりませんので。削除だけは勘弁してください、お願いします(笑)。

あと、今回の内容では 「圏外からのひとこと」様のご意見 について一切触れていませんが、次回でも触れられるかどうかちょっと自信がないので(それはひとえに私の文章力のなさで、上手くまとまらないせいなのですが) こちらで書かせていただきます。このご意見は、今回の事例について、私の言いたいことが全て詰まっているご意見です。ぜひご一読いただければと思います。私も、この企業の経営理念を支持しています。

■ [考察] ネット上での情報発信における、リスクと回避法などを考えてみる (前編)

まず書いておきますが、今回のメインの議題は、上記参考URLに書かれている会社に対する意見ではありません。私はこの会社から利益も不利益もこうむっていませんし(何度も電話はかかってきましたけどね)、この会社に対して意見するほど偉い立場でもありませんし。ついでに日記消されたりGoogleからヒットしなくなっちゃうのも嫌だし(笑)

ではなぜ今回の考察で、この会社(仮にA社としておきます) と、それらを取り巻く一連の話を例にして考察をするのか。それは、今回話題になっているこの事例が、ネット上で個人が情報発信することのリスクを如実に表していると考えたからです。なお、重ねて書いておきますが、それはこのA社の行いに対しての意見ではなく、ネット上での情報発信における一般論のために議題にした、ということですので、その辺りご理解いただけますようお願いいたします。特にA社様とはてな様とGoogle様には(笑)

ではまず、今回議題とした事例について、Slashdot様より引用すると

Anonymous Coward 曰く、「Google八分の刑(注:Googleから該当サイトを検索されないように、Google社に対してA社が削除要請を行ったとされる事件)」を起こしたとして以前にここでも取り上げられた企業が、今度は日記サイト「はてな」に圧力をかけていたことが判明した。告発サイト「悪徳商法?マニアックス」を検索結果から排除するようにGoogleに対して要請したとされる「株式会社 A」が、今度は「はてな」に対してこの事件の経緯などを書いたユーザーの日記を削除するように要請。1/30時点で、「はてな」はキーワードにA社の名前を含む複数のユーザーの日記のタイトル・本文などを削除あるいは変更した。詳しくはユーザーの日記、または悪徳商法?マニアックスのトピックスから読むことができる。

(社名の伏せ字、注釈追加を行っています)

このような事例があったということです。この件から、ネット上での情報公開についてのリスクを読み取ることができるでしょう。まず、今回対象になったのは、日記を公開している一個人の発言です。過去にもホームページを使ってクレームを公開し、世間に訴える事例がありましたが、あれはあくまでホームページという「公開することを目的として作られたもの」でした(一部の事例ではそのクレームに対し、対象となった企業がホームページの制作者やプロバイダに削除要請などを行ったようです)。しかしながら今回は、個人の日記という、いわば「公開はされているが、主に私的に利用されているもの」に対して、削除要請が行われたという事のようです。

もちろん個人的な日記であろうとも、公開されている文章に変わりはないわけで、その内容が仮に企業に対して誹謗中傷に当たるようならば、訴訟を含め、当然何らかの対応があるでしょう。しかし最近のblogブームにより、そういった事に対して無防備なユーザーがblogを気軽に始め、トラブルに巻き込まれるといった問題が今後増える可能性もあります。日記(blog) とはいえ、それを一般に向けて公開するのなら、相応のリスクがあるということを忘れないようにしなければいけません。(念のために書いておきますが、今回取り上げた 「Koseki」様 が、無防備なユーザーであると言いたいのではありません)

次に、ホスティング業者である「はてな」様への削除要請によって、日記が削除されたという点について考えてみます。こういった事例に関して、「悪徳商法?マニアックス」様 トピックス にも少し書かれているのですが「最近、コンテンツに対するクレーム(削除要請など) は直接製作者に送られるのではなく、ホスティング業者に送られることが多い」ようです。すなわち、今回の事例で「はてな」様に送られたように、です。

そして、今回「はてな」様はその削除要請によって日記の削除を行いました。それに関しては「はてな」様内部での協議の結果でしょうし、規約に反していたとの見解を出されていますので、その事を問題にしたいわけではありません。

この件から言いたいことは「法的に問題ないと思われる内容でも、ホスティング業者のポリシーなどにより、内容を削除されることもある」ということです。今回の事例についてでなく一般論としてですが、ホスティング業者が懇意的に内容を削除する可能性もないとは言えません。本来なら、ホスティング業者も電気通信事業者に該当しますから、法律によって検閲・無許諾での削除行為はできないはずですが、ホスティング業者も削除要求などをはねつける事によって、訴訟を起こされるなどといったトラブルを抱え込みたくないでしょうし、そのような手段を取らないとは言い切れないでしょう。(プロバイダ責任法から見れば賠償責任を問えない場合のほうが多いと思われるが、時間的・金銭的な問題、会社のイメージに関わることから、訴訟を起こされたくはないだろう)

近い将来、インターネット上で情報発信をするとどうなってしまうのか、「悪徳商法?マニアックス」様 トピックス に、未来予想図的な文章があったので引用してみます。

今後、ちょっと批判的な記事を書いたり体験談や感想を載せたりすると、「google八分の刑」や「プロバイダにクレームが行く」ことが頻繁に起こるようになるでしょう。ヤクザは身内を攻めるように、本人に攻撃するより効果的な場合が多いものです。

では、この引用のような「暗澹とした未来」が訪れた場合、私たちは上記リスクに対して、どのように情報発信すればいいのか。そろそろ長文になりすぎましたので、続きは次回へ持ち越したいと思います。この日記が消えていなければ(笑)。

■ [セキュリティ] 月刊 MSパッチ情報 2004年02月11日 緊急号

緊急パッチが出たため、急遽更新。WBSで放送されて初めて知ったよ…。ようやく日記書き終わったと思ってたら…クソMSめ。

リモートからコードが実行され、しかもSYSTEM権限で動かせるため、システムの乗っ取りが可能という大穴中の大穴。もちろん危険度は「緊急」なので、直ちにパッチを当てること。パッチを当てる以外の方法では、この問題を解決できないというオマケまでついて、本当に最悪の穴です(ファイアウォールや設定変更では防げない)。

詳しい内容については IT Pro に記事がありますので、そちらをご参照ください。ここには書きませんが、WINS絡みの穴やVirtual PC for Macの穴を修正するパッチも公開されているようです。

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