GUiLZ Project Personal & Experimental Blog

■ [ネット] たのしい国民監視社会

そんなのが到来したらクーデター起こすか国外逃亡ですな。

痛いニュース(ノ∀`):“2ちゃんねるなども摘発対象に” URL書くだけで逮捕、「ttp:」などでもアウト…児童ポルノ法

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1282013.html

404 Blog Not Found:news – URLを掲示しただけで刑事犯?

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51232218.html

Blog vs. Media 時評 | リンクだけで犯罪・逮捕は日本警察の常識!!

http://blog.dandoweb.com/?eid=68819

かつてのFLMASK裁判でも違和感があったんだけど、リンク張っただけで逮捕。しかも貼った本人だけでなく運営者まで。管理責任を問いたいのだろうけど、不特定多数が書く掲示板にリアルタイムで常駐して、書き込み排除なんて普通の人間ができるかよ。

つまりアレか、掲示板運営はモバゲーみたく、24時間365日監視人員を置いてチェックできる、大手の会社以外運営するなって事か。いっそのこと掲示板スクリプトの配布を法律で禁止してしまえばいいんじゃね?w そこまで厳しい取り締まりをするのなら、犯罪者を出さないようにそういう保護法も必要だろw 配布もできないのに、自分のためだけに自力でゼロからスクリプト書いて運営するほど気合いの入った人なら、当然書き込みチェックもきちんとするだろうしなw

なんて冗談はさておき。FLMASK裁判の時も、リンクを張るのは有罪か否かってところでだいぶもめていた記憶があるけれど(FLMASK作者のサイトからリンクすることによって、FLMASKというツールの販売利益に繋がる・FLMASKでモザイクが外せるという暗黙の了解ができているからって事で有罪になったんだっけ)、その時もいくらそういう関係があるとはいえ、リンクに対して犯罪に問うのはWWWの思想にそぐわないんじゃないのか、と思ったけれど、最近はより都合のいいように取り締まっているようですな。

これに加えて児童ポルノの単純所持違法化とか、2次元に対する規制とかが可決されたら、まさに戦前の秘密警察が跋扈する、密告社会の再来になりそうな悪寒。リンク先のファイルが仮に違法であったとしても、それを指し示すリンクは単なる道案内(しかもURLだけでは、そのコンテンツがどんなものなのかは分からない。拡張子でファイル形式までは分かるだろうけど) で、違法物を書き込んだ人間が掲示しているわけではない。

それを逮捕できるというのは、現実社会でいうと「こちらに何かがあるみたいです(私の所有物ではありません)」という看板を出してる人が逮捕されるみたいなもので、すごい違和感。まあその看板に「エロ無修正」とか書いてたら捕まるかもしれないが(それも言論の自由という観点からはおかしいけど)、単純にURLだけの記載で捕まるなら、その先のファイルが何かという明示はないし、内容を確認するまで違法かどうか判定できないわけで、それをもって書き込んだ人間や、その看板を出している土地の所有者(=掲示板の管理人) が逮捕されるってのは理不尽だよなあ。

海外では、リンク張っただけで捕まったって話は寡聞にして聞いたことがないんだけど、日本ではこれが常識・スタンダード。自分の常識は他人の非常識、って言葉もあるけど、まさに日本警察の常識は世界の非常識って感じですな。日本での言論の自由はすでに終了していたようです。

言論の自由が制限されている人たちに向けて作られた Freenet が、まさか言論の自由が保障されている日本で必要になるとは思わなかったけれど、今後はもう個人は Apache とか使ってサーバー立てずに、Freenet でコンテンツ公開する方がいいかもね。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

当サイトのコメント欄は承認制となっております。また、日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

スポンサードリンク

Twitter
利用中のサービス

GUiLZ Project では、以下のサービスを利用しています。


関連サイト
巡回先サイト様
アーカイブ