読売新聞に、読者の相談欄みたいなコーナーがあるんですよ。他紙にもあるのかどうかは知らないけれど、専任の相談員がいて、読者から寄せられた相談をピックアップして回答してくれる。そんなコーナーなんですが。
今日、入ったメシ屋でたまたま時間があったため、そんなコーナーまで広げて読んでたんです。普段はテレビ欄と経済欄くらいしか見ていない私が。で、本日の相談はある奥さんからのものでして、どうやら夫婦関係の悩みがあるようです。さてさて、どんな内容なのかな、と広げて読んでみますと……
夫が、ポルノコミックをリビングにまで広げっぱなしにして困るんです。その上その内容というのが、女性が複数の男に陵辱されて、しかもそれを喜ぶといった猟奇的なものなんです。子供の教育上そんなものを見せるのは好ましくないですし、家族の共有スペースにまで広げるのは止めて欲しいんですが、いくら言っても聞いてくれません。
この間なんて、危惧した通り子供がそんな内容のポルノコミックを開いていました。子供が性的に異常な趣味を持ってしまわないか心配です。離婚も考えているのですが、踏ん切りが付かず? (以下略)
………。
誰だ、俺の未来予想図はそんな感じだねって思ったヤツは! ……実は俺もそう思ったぞ、うん。
……というのはさておいて。世間一般のエロマンガに対する認識はやっぱりそんなもんなんだなあと、改めて理解した出来事でしたとさ。いや、リビングに置いたり子供に見せたりするっていう所でなく、捉え方としての部分ですけどね。しかし、ポルノコミックって言い方はどうかなと思いますが…(笑)。
真面目な話をすると、ある一定以上の年齢に達していれば、マンガやゲームに影響されて犯罪を起こす人間が増えているという、そういった関連性はデータとして存在しないわけですから、こういう考え方をするのはどうかと思います。特に相談に乗った相談員の方も、れっきとしたデータが無いにも関わらず「ゲームやマンガなどが人格形成に悪影響を及ぼす」という考え方に基づいて回答をしており、その内容については疑問もありました。とはいえ、今回の相談についてはその子供さんが幼かったような記憶がありますので、その限りではありませんけども。
と、最後にこの相談者の夫をかばうようにも取れる内容となってしまいましたが、別にそんなつもりは全くないんですよ。だってこの夫、浮気癖がひどくて何度も奥さん泣かしているそうなので。なんかポルノコミック云々って部分が相談の大部分占めてて、浮気癖がひどいって部分はさらっと流して書かれてたんですけど、そのあたりに読売記者の偏見が混じってるような気がしてなりません(笑)。離婚したいと思っている主な動機は浮気癖がひどいって部分であって、ポルノコミックを片付けられないって部分とは違う気がするんですけどね。
まあアレだ、そんな新聞に投稿してるよりも、
「ねぇ奥さん、とっとと別れちゃいなよ、そんなダメ男とはさ?」
と、みのさん辺りに言ってもらったほうが、よっぽど離婚の踏ん切りがつくと思いますよ?(笑)
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